医療法人 清真会 丹野病院 健康コラム

健康コラム


 季節ごとにに注意しなければならない病気や疾患、
 様々な症状の予防と対策について
 ご紹介していきたいと思います。

               内科担当医師 丹野 大

内科担当医 丹野大

不整脈

不整脈とは、心臓の鼓動のリズムが何かの原因で乱れることをいいます。
その不整脈には、色々な種類や状態がありますが、
治療を必要とするものや、様子を見てよいものもあります。

不整脈は、必要以上に不安がらず、
様子をみて危険な不整脈なのかを、医師に相談して診断を受けてください。

1. 心臓のリズムの仕組み
心臓は、左右の心房と心室に分かれています。心臓の鼓動のリズムは、
右心房の洞結節という箇所から電気刺激が発生し、房室結節という電気の通る道を通過し、二股に分かれ心室へ伝わり心室を収縮させます。 この流れを正確に繰り返すことにより、心臓のリズムが作られるのです。
2. 不整脈は心臓の危険信号
心臓は、一定のリズムで収縮と拡張を繰り返し、全身へ血液をポンプの様に送り続けます。健康な人で、一分間に約50〜90回ポンプが働きます。 その脈の速さが遅くなったり・早くなったり・そして不整になるような時には、治療を要する場合もあります。掛かりつけの医師に相談して、診断してもらってください、治療を要する不整脈には、心房細動・心室細動・心室性期外収縮があります。
3. 不整脈に対する日常生活での注意
(1) ストレス解消&休息
ストレス解消に、趣味をするなど上手な気分転換を計りましょう。
そして、十分な睡眠休息をとりましょう。
(2) 適度の運動
適度な運動は、ストレス解消にも肥満解消にもなります。軽い運動を毎日続けることが、
一番体に良いことだと思います。
(3) お酒とタバコ
軽めのお酒は、ストレス解消にもなりますし体の代謝も活発になりますから
良いと思いますが、飲み過ぎは不整脈の誘引ともなります。
タバコは、動脈硬化の原因でもあり狭心症や心筋梗塞を引き起こします。
(4) 食生活の改善
動脈硬化の原因となる塩分の制限や、動物性脂肪の制限などが大切です。
4. よく見かける上室性頻拍症
突然ストレスなどが誘引となって脈が速くなる不整脈です。
ある程度、自分でコントロールすることが出来る不整脈ですので、以下のことを試してみてください。
・まず、安静にする。
・深呼吸を繰り返してみる
以上の2つを試しても変化が無い場合
・氷を融ける前に飲み込む
・冷たい水に顔をつけ息を止める
それでも変化が無い場合には、早めに医師の診断を受けてください。
また、胸が痛い・重い等の自覚症状がある場合も早めに医師の診断を受けてください。