医療法人 清真会 丹野病院 健康コラム

健康コラム


 季節ごとにに注意しなければならない病気や疾患、
 様々な症状の予防と対策について
 ご紹介していきたいと思います。

               内科担当医師 丹野 大

内科担当医 丹野大

自律神経失調症

自律神経失調症とは、いろいろな検査をしても原因となるような病気や、
異常所見が見つからないが、身体に様々な症状が認められるものをいいます。

全身の倦怠感、頭重感、めまい、動悸、身体のほてり感、便秘・下痢などの症状があり、
病気などを訪れたときに、いろいろ検査をしたあげくに、医者が傾けながら、
「自律神経失調症ですね」と、意味不明の説明を受けて、帰ったことはありませんか?
患者さんからしたら納得出来ませんよね、主な原因や症状、治療法について説明したいと思います。

<自律神経失調症の分類>

@ 本態性型自律神経失調症
体質的に自律神経の調節機能が、乱れやすい人。
心理的原因は無関係なもの。
A 神経症型自律神経失調症
心理的な原因によって不定愁訴の症状が現れ、身体の変調に過敏に反応する人。
B心身症自立神経失調症
いろいろなストレスなどにより、自律神経のバランスが崩れて、様々な症状が出る人。
心理的原因は無関係なもの。

自律神経は脳の中の視床下部と呼ばれている場所でコントロールされています。
さらに交感神経と副交感神経があり、そのバランスで消化器・呼吸器・循環器などを調節しているのです。

<自律神経失調症の治療>
・安定剤・抗不安薬・漢方薬などの薬物治療
・カウンセリング・自律訓練法・行動療法などの心理療法

どちらの治療法がよいかはタイプにより違いますが、一つだけでなく、多種の原因が関係していることが多いと思われます。ですから、心身両面からの治療をお勧めします。

現代社会では、様々なストレスとなる要因が何処にでもあるのが現状です。
ですから、あなたを取り囲む環境を少しでも整えておくことも大切です。自律神経を乱してしまうストレスを早めに察知して、気分転換・休養を摂るようにしましょう。ただし、それでも「おかしいな」と思ったら早めの受受診をお勧めします。